妊娠中の歯科ケアと注意点②

妊娠中の歯科ケアと注意点②

妊娠中の歯科ケアと注意点②

おおもり北口歯科です。
本日は「妊娠時の注意点」についてお話しします。


3:注意点

(1) 妊娠初期の歯科治療
妊娠初期(妊娠1~3ヶ月)は胎児の発育に重要な時期であるため、できるだけ歯科治療を避けることが望ましいです。ただし、痛みが強い場合や感染のリスクがある場合は、適切な治療が必要です。歯科医師と相談し、最善の選択を行いましょう。


(2) X線撮影の取り扱い
妊娠中は胎児への影響を考慮し、原則としてX線撮影は避けられるべきです。ただし、緊急の場合や重篤な状況では、適切な保護を行いながらX線撮影が行われることがあります。歯科医師と相談し、リスクとメリットを十分に検討した上で判断しましょう。


(3) 薬の使用に注意
妊娠中は胎児への影響を考慮し、薬の使用に注意が必要です。特に抗生物質や鎮痛剤などは、使用に制限がある場合があります。歯科医師とよく相談し、安全な薬を選ぶようにしましょう。


4:妊娠前からのケア

妊娠前から口腔ケアを適切に行うことで、妊娠中のトラブルを未然に防ぐことができます。歯周病が進行すると、早産や低体重児出産のリスクが高まると言われています。

妊娠を予定している女性は、早めに歯科医院での検診や適切なケアを始めることをおすすめします。


【まとめ】

妊娠中は歯周病のリスクが高まるため、適切な歯科ケアが必要です。歯磨きを徹底し、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。また、妊娠中の治療や薬の使用には注意が必要です。

妊娠前からの口腔ケアも重要であり、早めにケアを始めることが望ましいです。妊娠中の歯科ケアを適切に行い、母子ともに健康な生活を送りましょう。

 
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 
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